逆さから読んでも・・・

Suicaが日本を救うカギなのか!? 世界最強の金融大国になる方法 (上念司)/日本のキャッシュレス決済の歴史

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

日本には世界で一番優れた決済システム「Suica」を持っているにも関わらず、それをもてあましている実態を暴いた上念司氏のメッセージをまとめました。

またその後に『日本のキャッシュレス決済の歴史』もまとめてあります。

このページで日本のキャッシュレス決済がいかに優れているか、今 流行のバーコード決済は「進化」ではなく「退化」であるかも知れない上念司氏の考えを記録しました。

以下は「虎ノ門ニュース」上念司氏の「ジョネトラダムスの大予言」2019/8/16(金)より

大予言:Suicaで世界最強の金融大国になる!?

スマホアプリで決済するバーコード決済ってSuicaから比べれば退化なのでは? 技術的な進化ではなく、退化ではないか?
そういう声が出てきています・・・

セブンペイがどれだけダメだったか?

被害総額:3680万円
被害者:800人(7月31日の時点)

どんなバグがあったか?

① ステアカで新規登録を繰り返すとおにぎりを無限でもらえる
② パスワード忘れたことにして再登録をすると他人のアカウントを乗っ取れる

今年になってから発覚したPayPayを使った不正行為

不在通知にマルウェアが仕込んであり、認証のSMSが別人に送られてしまうケース

佐川急便の不在通知はショートメッセージ(SMS)で来ることはありませんが、ニセの佐川急便からの不在通知(マルウェア入り)が送られてきて、それに感染してしまうと、その後のSMSを別人が受け取れるようになってしまうのです。(例えばPayPayの2段階認証のためにSMSがPayPayセンターから発信されても、それは別人が受け取れるようになってしまう)

そのSMSを受け取った別人は、送られてきた認証コードを使って他人の名義でアカウントを作れてしまうのです。そこに出回りのクレジットカード情報をあてて、それで1千万円ほど不正利用されてしまったのです。

PayPayはこれを今年に入ってからやられました。あまり大きな事件になっていないですけれども。セブンペイの事件がニュースを賑わしていたので。

日本には18年前から始まった世界最強の決済システムがある・・・

しかし日本には2001年からリリースされて不正利用がほぼゼロという素晴らしいオンライン決済があるのです。それが「Suica」なのです。

ICチップを入れたことでほぼ偽造不可能なので不正利用がゼロなのです。

今ではNFCは全部で3種類ある

– NFC-A(海外仕様)
– NFC-B(海外仕様)
NFC-F日本が世界で一番最初に開発したFeliCaシステム

⭐️ NFC-Fの処理速度はNFC-Aや-Bの2倍もあります。
新宿駅のラッシュ時にスムーズに改札を通過できてしまう速度
(※ 新宿駅の1日平均乗降者数は約347万人で世界1位)
スペック:1分間に60人通過できる条件

※ 日本は鉄道網でこのFeliCaが成功し、香港がこの技術のマネして導入しました。
※  シンガポールも一時期使っていましたが、今は違う規格を使っています。

Suicaのデメリット

・コストが高い
・地域限定(大阪ではイコカなどと名称が異なり地方に方には使いづらい)

中国のバーコード決済も実はSuicaをマネしている

Suicaが10年以上事故を起こしてないというのを評価してその技術からバーコード決済を作ったと言われています。

Suicaは日本で60万店くらい使えますが、しっかり活用されているわけではありません。

セブン&アイホールディングスは、すでにnanacoというFeliCaの電子マネーを持っていますなんでnanacoを使わないでこんなセブンペイというどうしようもないものを作ったのでしょう?
(18年間ほとんど事故のないFeliCaシステムを使わずに、なんで歴史の浅いバーコード決済を使うのでしょう?)

先進的なサービスを持つSuica

Suicaはスペックも優れており普及もしていて、たいへん先進的です。
⭐️ 鉄道/バスに乗れる(ラッシュ時にも耐えるスピードの速さ
⭐️ 物を購入できる(駅ナカや一部の店舗;60万店舗利用可能)
⭐️ 詐欺に合っても全額保証される

🔵 プリペイド式なので被害にあっても少額で済む。1回のチャージ金額は最高2万円)
🔵 記名式の電子マネーなので残高保証される。
🔵 不正利用が発覚しても60日以内に連絡すれば保証される。

Suicaの利便性はブロックチェーンでは考えれない

ブロックチェーンサービルの悪い例:
テスラの創業者イーロン・マスク氏はビットコインを何百万円分か購入して今は何億も増えたのに、パスワードを思い出せなく、引き出せなくなってしまった。催眠術を使って思い出そうとしたがダメだった。(またハードディスクの消去したデータまで分析もしたが見つからなかった)

ビットコインはサービスセンターがないので、どこに電話しても何も保証は受けられないが、Suicaはセンターに電話すれば全額を保証してくれます。

こんな優れた電子マネーを持っているのに、なんでこれを使わないのか?

他の電子マネーと比べて何に負けているかと言えば、サービスで負けている(高還元率やくじ引きなどのサービスがない)

キャッシュレス決済としてSuicaを使えばいい

クレジットカード(ビューカード/ビックカメラ・Suicaカード)からのチャージは1.5%のポイントがついてお得です。また、クレジットカードなくても銀行のデビットカードからチャージができますので、既存のシステムでキャッシュレス生活が実現できるのです。

日本人の現金好きが経済に悪影響を及ぼす

日本人は現金が大好きで、すごい量が流通している。この現金の流通こそが情弱の源なのです。
現金使っている人は情弱なのです。この情弱度のために銀行は死ぬほどコストがかかっています。
・銀行のお金を勘定するマシーンは非常に高価
・ATMも高価(現金の移動にもコストがかかる)
高いのは現金という「物」を扱うからです。

・現金を守る警備員などにもコストがかかる
セキュリティーを上げるために警備員などにもコストがかかります。

楽天がSuicaとタッグを組む

楽天は、楽天カードや楽天ペイ、そして楽天EdyをSuicaと一体化させるサービスが導入予定です。
楽天カードからもSuicaにチャージができて、楽天ポイントをゲットできる可能性があります。
(楽天会員数は1億人を超え、楽天カードの発行枚数は1200万以上)
Edyを使えるお店も60万店くらいあるので、Suicaの60万店とかぶっているところもあるかも知れませんが、これは結構大きな勢力になる可能性があります。
Suicaはオマケやサービスが弱いので、オマケの面でSuicaとコラボできれば一気に普及するかも知れません。
現金を使う人には手数料を取ればいいのです。オンライン決済をする人にはオマケを返すということにすれば、みんなそちらに移るでしょう。

楽天とJR東日本、キャッシュレス化の推進に向けて連携2019年6月5日

– 「楽天ペイ」アプリで「Suica」を発行できる。

– 「楽天カード」からアプリ内の「Suica」へチャージできる。また楽天スーパーポイントが貯まる。

日本人は「心が豊かになって買いたい物がない」のウソ

「日本人は心が豊かになって買いたい物がない」などと言われるじゃないですか。「だからデフレでもしょうがない」など。それはウソなんですよ。

PayPayが始まったときに起きた現象として、PayPayが10回に一度10万円をバックするかも知れないとサービスを始めた瞬間に、みんな気が狂ったようにお金を使ったわけなのです。

金がないから金を使わないだけで、金があるとかオマケがあるとかいったら死ぬほど使うわけですよ。

日本の金融立国としての道

Suicaもオマケをつけまくって現金を駆逐すればよい!
そうしたら日本は金融立国になりますから。金融大国になります。

アメリカよりもすごくなってしまうかも知れない。インフラがすでにあるのですから!
楽天さんだから少し頑張って欲しい。一気に逆転するかもしれません。

日本こそ改革が必要(Suicaの技術を盗まれないために)

これまで八木アンテナやフラッシュメモリーを日本人が開発してきたが、みんな外国に持って行かれてしまいました。帰化人だとか在日だとか人のせいにしているのではなく、日本人の中のバカや高学歴社員、そして裏切り者、こういうのを徹底糾弾しなくてはダメ。日本こそ改革が必要。

そういう意味ではSuicaはすごい技術ですので、これは使い方次第なのですよ。日本が金融大国になれるかどうか?
Suicaも八木アンテナのようになりかけているのだから(下手すると外国に持って行かれちゃうよ)

*** 虎ノ門ニュースのまとめはここまで ***

引用:「虎ノ門ニュース」上念司氏の「ジョネトラダムスの大予言」2019/8/16(金)
by YouTube (無料。2週間後にリンクが切れます)、by ニコニコ動画(有料)

日本のキャッシュレス決済の歴史

JR東日本がSuicaサービスを2001年より開始

2001年11月18日 JR東日本は非接触ICカード「Suica(スイカ)」を使った新しい出改札システムのサービスを開始。

出典:JR東日本:プレスリリース

おサイフケータイ&SNSの15年の歴史

2004年6月 ドコモが世界初のFeliCa対応端末
(iモードFeliCa)を発表
翌月の7月に初号機を発売:MOVA P506iC

2004年7月 「楽天Edy」開始
2005年4月 「QUICPayモバイル」開始
2005年12月 「iD」開始
2006年1月 「モバイルSuica」開始
2007年4月 「nanacoモバイル」開始
◇ 2007年6月29日 初代iPhone発売
2007年11月 「モバイルWAON」開始
2010年11月  スマートフォン対応!

2016年6月 モバイルdポイントカード開始
◇2016年9月9日 iPhone7(FeliCa対応)発売
◇2016年9月16日 Apple Watch Series 2(FeliCa対応)発売
◇2016年12月 GooglePay(FeliCa対応)の対応、サービスの開始
◇2017年9月22日

参考資料:ドコモ おサイフケータイ15年のあゆみ

 

 執筆日:2019.8.18、更新日2021.8.15

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© ウホウホな方法 , 2021 All Rights Reserved.